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臨床工学技士の課題と養成校

東京電子専門学校 臨床工学科

○池田 徳男

 

 本校における医用電子機器の操作に従事する技術者の養成は、医学電子科が昭和42年に我が国で初めて開設されてから34年が経過した。この間、臨床工学技士法の施行に伴い、医学電子科は昭和63年に臨床工学技士養成課程となり現在の臨床工学科となった。本校、臨床工学科では技士業務に必要な知識と技能の確実な習得ならびに臨床工学技士を志す学生としてまた将来、一医療人としてそれにふさわしい人格形成を目的として、養成課程の早期における技士業務の見学の導入やシラバスの変更などを行い、学習意欲と学習効果の向上をはかり、臨床で歓迎される技士の養成に努めてきた。しかし近年の医療変革および技士養成校の増加などによって養成校を取り巻く環境は激変しつつあり将来、臨床工学技士養成校も淘汰される時代を迎えることが予想される。今後、入学志願者からは益々高い国家試験合格率と安定した職場への就職が要求され、臨床からはチーム医療を円滑に遂行でき且つ良い医療を提供できるように生涯、学習を続けていく有能な技士の養成が要求されると考えられる。今回、本校における臨床工学技士養成の現状と問題点、特に入学志願者、養成課程、臨床業務との相違などについて言及したい。