11月17,18日ならびに12月1,2日、大阪と東京で ペースメーカー担当関連業務修得のための講習会を主催致します。本事業は13年度事業として、ペースメーカーの植込みに関わる業務を、臨床工学技士として実践するための講義内容に限定するだけではなく、心臓のリズムや機能等を基盤に病態生理に精通し、臨床治療の現場において貢献できる優れた技士養成を目的としております。そして本事業を継続実践することにより、厚生労働省に臨床工学技士の新たな業務担当分野として、植込み型ペースメーカー等の関連業務の認知および承認を促すことになると考えております。現行業務において担当分野ではなくても、卒後教育の一環として受け止め、各施設において新人技士の派遣も含めた対処を各施設に周知していだきたくお願い申しあげます。一人でも多くの技士の参加が、今後の臨床工学技士業務再構築の上で必要です。受講申込締め切り期日まで、あと20日です。!!開催地周辺の技士会の方々には、各施設への啓発を更に宜しくお願い申しあげます。
より都道府県臨床工学技士会事務局の方々に
全国都道府県臨床工学技士会の皆様へ
ペースメーカー担当関連業務修得のための講習会のおしらせ
今回日臨工事業として計画をしているペースメーカー講習会の担当を行っております、常務理事の松阪です。先般、熊本県臨床工学技士会事務局の貞松氏から問い合わせがありました。遅くなりましたがご回答申し上げメーリングリストに開示致します。
質問1.
先日の日臨工からの急告として「ペースメーカー担当関連業務修得のための講習会」が開催されるということですが、5月に筑波で行われた日本心臓ペーシング学会の技士講習会(単位取得制)との関連を教えてください。
回答
この講習会の正式名称は「心臓ペースメーカー技士養成のためのセミナー」で、日本心臓ペーシング・電気生理学会教育研修委員会が主催し、今回も筑波の学術大会と併設され、現在まで3回実施されました。このセミナーは学会が行っている事業であることは一目瞭然です。しかしセミナー受講資格については何ら規制がなく、医療国家資格を所有しなくても受講可能です。ですから同じように受講料を払い受講し、医療資格を持った者には単位修得を認め、資格を持たない者については単位取得を認めないと言った不合理は出来ないでしょう。ですから受講者に対する単位修得制というシステム、更には認定制度の確立は考えにくいと思われます。今回本会主催の講習会は、開催のお知らせでも明記されているように、臨床工学技士の社会的公益性を一段と高める上で、技士としての一層の学術向上と技能研鑽が求められている現況に対し、ペースメーカー植込みに関わる業務知識のみならず、それに及ぶ病体生理から心臓における電気生理現象の理解を基盤とし、技術操作に至るまで幅広い知識を有した優れた臨床工学技士養成を目標に計画されています。ですから前者のセミナーとの同一性は無いと理解しております。
質問2.
また、この講習会は将来的なペースメーカー技士の認定資格とも関係があるのでしょうか。
回答
心臓ペースメーカー技士なる名称は、臨床工学技士法で紛らわしい名称を用いて業にあたることを禁じており、第4章第41条:名称の使用制限に係わってくると思われます。ですからペースメーカー技士の認定資格は現場では皆無と言って良いでしょう。心臓ペースメーカー技士認定という観念ではなく、臨床工学技士の心臓ペースメーカー専門臨床工学技士の育成を行うこととご理解下さい。役所は現在、医療の現場でメーカ立ち会いを禁止すると業務が成り立たないことを十分理解しております。しかしまた、生命維持管理装置の観点から臨床工学技士が業にあたるには一番適任であることも理解しています。ですから日臨工が本分野において、高度な知識と技術を有したエキスパートの技士を養成する事業は、社会的
公益性を有することとして関連学会にも認知されるでしょう。本講習会を継続させることにより、資格認定ということもあり得るかも知れません。しかし今は新たな道は、まずは自分達技士で切り開くことが重要であると考えます。そして一人でも多くの技士が本講習会に参加され、我々の意欲を公に表すことが必要です。参加の周知徹底のご協力宜しくお願いいたします。
尚、大阪会場は充分余裕のある会場です。数多くい技士の方々の参加を準備委員一同お待ちいたしております。