体外循環担当業務について
大津赤十字病院 救急技術課
○西村和典
臨床工学技士法の制定を一番に望んでいたのは、透析、人工心肺業務ではなかったろうか? そのなかでも、体外循環技士は昭和51年日本体外循環技術研究会を発足させ、今日まで会員相互で学術の向上、医療の進歩に関与するということを目的としてきた。当時に比べ、今日においては複雑な心臓手術に対しての長時間体外循環、部分体外循環等を余儀なくされてきた。従って人工心肺システム、心筋保護システムの開発等、臨床工学技士1人ではなく、臨床工学技士間、あるいは他の医療チームの連携プレーが数多く要求される。さらには術中超音波検査、麻酔器周辺の器機管理に対しても協力していかなくてはならない事がある。
臨床工学技士はいわゆる、マンパワーとしての位置づけがなされる職種であると思われる。国家ライセンスを取得して安穏とせずに、各種認定士の充実化を計ると同時に日進月歩する医療に対応出来る、生涯学習を位置づけていかなければならない。体外循環業務の見直し、業務指針を考えていきたい。