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院内施設増設工事に伴う停電、医療ガス遮断時に対する臨床工学技士の対応

済生会 山形済生病院 ME機器管理室

○伊藤 治、石井洋次、永沢光朗、長岡 健、沼沢美雪、安孫子 仁

 

【はじめに】臨床工学技士(以下CE)は、医療機器の動力源である電気・医療ガスが何らかの理由で遮断される場合、動作を確保するために対策を講じる1スタッフの立場であると考えられる。今回、待機的に動力源が遮断した場合の対応を報告する。

【対象・方法】施行するに当って、関係部署との打ち合わせ、シュミレーションを約4ヶ月前から行った。期間は、平成12年10月7日(土)〜平成12年10月9日(祝)の3日間であった。電源供給については、院内全館停電(120分間、最長60分間)、自家発電回路のみ使用可能(1110分間、最長610分間)と供給方式が時間帯によって変更した。医療ガス中央配管供給については、酸素、笑気は遮断されることなく供給されたが、圧縮空気、吸引は全館停電時間中遮断された。CEの配置は、医療機器動作部署を勤務人員で分割し、緊張感を維持するため対応部署をローテーションにて対応した。

【結果】工事過程により全館停電、圧縮空気遮断時間は、最長90分間に延長されたが、期間中のトラブル対応として、バッテリ低電圧警報の3件でCEが迅速に対応を行った。

【結語】院内全域に対しCEが中心的役割を果たした。柔軟に動力源の供給方式の変化に対応し得た。危機管理対策についての過不足が判断することができ今後の指標となった。