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院内LANを活用したデータベースソフトによる 透析管理システム
医誠会都志見病院透析室1)、同臨床工学部2)、同内科3)、同診療情報部4)
〇中野賢治(ナカノケンジ)1)2)、松浦由美子1)、竹内未緒1)、木村邦彦3)、上田徹4)
目的:院内LANの整備を機に、これを活用したデータベースソフトによる透析管理システムを作成し、業務に導入したので報告する。
方法:データベースソフトは、MicrosoftAccess97を用い、院内LANにより、医事,検査ソフトのデータを最大限活用し、透析患者のみのデータを別管理(保全の為)とし、システムの構築を行った。主な内容は、透析患者基本情報管理、透析記録用紙の作成、全患者指定検査項目の異常データの自動抽出、薬剤と検査値の推移表、検査値の推移と処方.薬剤.透析条件表、曜日別患者ダイアライザー表、全患者基本情報表等である。
結果:透析患者基本情報の作成等は、院内LANからの医事情報の取り込みや、入力一覧からの選択により入力行為が簡素化され多くのスタッフか出来るようになった。また、個々のシャント図などもシステム化された。透析記録用紙の作成は、記入手作業がなくなり、過去最新5回の一部診療データを自動打ち出しとしたので傾向がわかりやすくなった。定期の統計作業も極めて短時間に出来るようになり、検査後の全患者の異常データ自動抽出により迅速な患者対応が行えるようになった。日々の診療データ(患者30〜40人)の入力に20〜30分を要するが、透析業務全般としては、効率、省力化に大きく貢献した。
考察:システムの構築は、コンピューターに精通した当院診療情報部職員が担当したので費用はほとんどかからず、短期に作成され、メンテナンスや、システムの変更等随時対応可能なので透析業務に支障はなく、なくてはならない存在となっている。
結語:院内LANと連動したシステムは、透析業務に極めて有用であり、今後システムの追加も予定している。