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重症の交通外傷に伴う筋挫滅症候群に対し血液浄化を施行した一症例
医仁会武田総合病院 臨床工学科
○中島準仁、上田卓生、芹山康雄、中村晴美、今村博明、高垣 勝、早川勇人
症例は21歳男性、平成12年11月9日早朝、オートバイ事故により当院へ搬入される。入院後徐々にカリウム値の上昇を呈しGI療法などを施行するが改善されないため、第2病日より血液透析を施行。しかし透析終了後よりカリウムの上昇を認めCHDFを施行した。その後カリウムは安定するが、筋挫滅に伴うCPKの急激な上昇を呈し、第4病日でCPK: 219700IU/lであるため血漿交換を計7回施行した。また総ビリルビンが第10病日で19.3mg/dlでありビリルビン吸着を計2回施行した。しかし最終的にはMOFを呈し第18病日に永眠された。今回の症例を通じ初期治療の重要性と血液浄化を導入するタイミングが重要であると思われた。