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カプラ洗浄による透析液エンドトキシン濃度の低減化

医療法人 緑栄会 三愛記念病院技術部1)、三愛記念病院2)

志方 昇1)(シカタノボル)、日原 幹1)、神戸 啓太1)、青木 智志1)、川島 敦1)

 林 弘美1)、北沢 昭治1)、大竹 喜雄2)、入江 康文2)

 

[目的]透析器の高性能化に伴い透析液中エンドトキシン(以下ET)濃度が問題となっているが、透析器と直接接するカプラの汚染についての検討は少ない。今回カプラの洗浄方法を検討した。

[方法]新品カプラと300倍次亜塩素酸Na消毒、弱酸性水洗浄のカプラを取り付け、ET濃度の経時的変化を比較検討した。

[結果]新品カプラ使用1回目は5.297EU/L、10回目は7.023EU/L、次亜塩素酸Na消毒1回目は10.487EU/L、10回目は11.893EU/L、弱酸性水洗浄1回目は11.335EU/L、10回目は3.058EU/Lとなった。

[考察]透析液ET濃度を低減化するには、新品カプラを使用するのが有効であるが毎回の使用は困難である。消毒薬による定期的な消毒が最低限必要と考えられた。