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新型CTA膜透析器FB-150UHの性能評価とクリアランス算出式の意義

元町HDクリニック 臨床工学部、臨床検査部1)、内科2)

○森上辰哉、田中和馬、阪口剛至、大槻英展、吉本秀之、清水 康1)、柳瀬隆司1)、申 曽洙2)

 

目的:新型膜FB-UHの物質除去特性を評価し、あわせてその際に用いるクリアランス(CL)算出式の意義について検討した。

対象・方法:評価対象とした透析器はFB-150UH(以下FBUH)で、比較対照としてFB-150F(以下FBF)を用い、6例の長期透析患者について各溶質のCL・除去率・除去量を算出し比較評価した。なお、CLについては全血・血漿・透析液基準の3種を算出し、あわせて検討した。

結果:UN・Cr・UA・iPはCL・除去率とも両透析器間に差は認めなかった。?2-M・?1-Mでは相対的にFBUHが高値を示した。透析1回当たりのAlb漏出量はFBUHが1.82±0.28g、FBFが0.87±0.14gであった。 CL算出式についてUNは全血と透析液CL、その他は血漿と透析液CLが近い値を示した。

結論:FBUHはAlb漏出量もそれほど多くはなく、FBFと比較して低分子蛋白除去性能に優れていた。CL算出式は溶質により使い分ける必要性が示唆された。