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小児人工呼吸器管理下のヘリコプター搬送における臨床工学技士の役割
聖隷浜松病院臨床工学室、聖隷三方原病院救急部*
○鈴木克尚、西條幸志、神谷典男、高岡伸次、鈴木智代、大野雄三、北本憲永、岡田眞人*
医療技術の進歩はめざましく治療も高度かつ専門化している。疾患によっては特殊な治療が必要となり他施設へ搬送する場合もある。今回、気管気管支軟化症の1歳男児に対し手術治療を目的に人工呼吸器管理の下、ヘリコプターによる浜松-千葉間の搬送を経験した。搬送に先立ち臨床工学室ではME機器の準備点検を依頼され使用環境について検討を行った。人工呼吸器の選定は海外実績のあるIMI社製Bear Cub 750 vsを使用した。人工呼吸器を固定する加工とコンプレッサエアー圧調整などを行う為名古屋空港に運び、搬送前日搭乗する医師や看護婦と共にテスト飛行し最終作動確認を行った。機内の騒音や振動から警報音が全く聞こえなかった為、警報音が鳴る対策などを施した。患児の状態や天候が安定していたこと、医師や看護婦、救急ヘリコプタースタッフの協力で無事搬送を行うことができた。搬送の為に行った機器の選定や問題点について検討したので考察を加え報告する。