輸液ポンプの保守管理方法

亀田総合病院 ME室

近藤敏哉、鈴木茂樹、滝口尚子、森信洋、竹内可南、高倉照彦

 

 当院ではME室が登録管理する医療機器は現在66分類,389機種,2074台である。これら管理登録された医療機器は定期点検をはじめ修理履歴など購入から廃棄までの記録を保存している。今回,最も使用頻度の高い「輸液ポンプ」の保守管理方法をどのように行うのがベストか修理記録を基にまとめた。

輸液ポンプの点検は,日常点検と6ヶ月毎の定期点検で行われる。日常点検の簡単な点検に比べ,定期点検では本体のオーバーホールを行う。当院では輸液ポンプの品質保証維持するために臨床工学技士は機器メーカの技術講習を受け,安全確保が確実に行える人だけが6ヶ月点検を行うようにしている。

臨床工学技士が管理する輸液ポンプはトラブルを限りなくゼロに,そして安全性・信頼性の高い機器でなければならない。今回,当院で行った過去の修理履歴とトラブル事例を参考に輸液ポンプの保守点検管理方法はどのように行うべきか報告する。