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臨床工学室MEセンター業務の現状(第3報)―人工呼吸器の中央管理―

名張市立病院  臨床工学室、同  麻酔科1)

岩口行廣、黒渕源之1)

 

【目的】臨床工学室MEセンターで中央管理を行っている人工呼吸器について、当院での

現状を報告する事を目的とした。

【方法】人工呼吸器は、ニューポートベンチレータモデルE200ウェーブ8台とモデル

E150ブリーズ1台を対象とし、平成9年5月から平成12年12月までに行った使用

前点検と貸出件数について、また稼動件数は、平成10年8月から平成12年12月までを集計した。人工呼吸器は、回路を組み立て保管管理し、週1回の回路交換時にリークチェックを行う。使用前点検は、メーカーの取扱説明書にある点検内容に基ずいて月2回実施した。

【結果】リークテストでは、回路のピンホールが6件あり回路交換を行った。使用前点検

では、マノメータの0点調整1件でした。貸出使用中に加温加湿器MR730の制御スイ

ッチ警報による点検が7件、自動給水チャンバーのオーバーフローで交換6件、人工呼吸

器使用中の作動点検依頼28件でした。貸出台数は、1日平均5、3±0、8台で稼動件数は、1日平均4、4±1、3台でした。

【考察】メーカーによる予防保全点検を1年に2台行っているが、人工呼吸器の使用に関

しては、月2回の使用前点検で判断している。しかし、点検内容については、使用年数に応じた内容を検討する必要があると考える。また、長期に使用している人工呼吸器については、週1回の回路交換時に作動内容を記録しているが、使用中の点検時期についても検討が必要と考える。

【結語】中央管理機器は、定期点検を行い稼動状況に応じて機器の保管確保が必要である。