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医用ガス分析装置(AMIS2000SP)の使用経験

東京医科大学八王子医療センター 臨床工学部 救命救急部1)

○上野隆光、山下一好、久野木忠、畑谷重人、大橋裕樹1)、 櫻井淳1)、鈴木克昌1)、鈴木秀道1)、鬼塚俊郎1)、池田一美1)、池田寿昭1)、工藤龍彦

 

[目的]脳低温療法下では代謝量の観察は重要である。今回我々は、INOVISION社製医用ガス分析装置AMIS2000SP(以下AMIS)を用いて、脳低温療法下における代謝量の測定を行う機会を得たので、装置の操作性等について検討した。

[対象]1998年6 月から2000年12月までの期間で、救命救急治療室にて脳低温療法を行った8症例を対象とした。

[方法]脳低温療法開始から終了まで連日、代謝量の測定をAMISで行い、測定方法および操作性、データ管理等について検討した。

[結果]AMISの操作性、および測定は簡便に行え、データ管理は簡単なキー操作のみで行うことができ、脳低温療法下での体温変化による代謝量の変動をとらえることができた。問題点としては装置が大型のため広いスペースを必要とすることであった。

[結語]AMISはベッドサイドで脳低温療法下の代謝状態を測定するのに簡便であるが、さらなる改良が今後の課題と考えられた。