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当院におけるME機器中央管理業務について
東邦大学医学部付属大森病院 臨床工学部
○元木康裕、舘野琢哉、新川英樹、花渕喜久夫、吉岡裕滋、森 伸一、山下稔晴、中澤芳政、高山吉隆、小山信彌
【はじめに】従来臨床工学部では、各部署単位で所有管理していた各種ME機器、および用度課管理院内貸出機器の保守を行っていたが、安全かつ効率的に運用することを目的に、平成11年6月から中央管理化を実施した。この際、機器管理システムの構築と平行して、関連部署との連携協力体制の確立に重点を置き業務計画を進めた。
【対象】7機種588台、18病棟を対象とした。【経過】中央化実施に先立ち対象機種に管理番号を付し、データベース化を行った。また、看護部および事務部と、機器搬送方法、院内稼動機器管理方法、各業務事務処理方法などについて協議し、中央管理運用規定を策定した。現在、病棟毎に工学部へ提出される待機・使用機器のデータをもとに機器の稼働状況を把握し、緊急時における配置調整や機器の更新・新規購入を行っている。
【まとめ】実施当初は、病棟所有意識が強く残っており機器の配置調整に苦渋したが、院内共有意識を確立することで効率的な機器運用が可能となった。中央管理実施の際には工学技士は機器管理システム構築のみならず、施設独自の問題点を抽出整理し、使用側、管理側双方の協調関係を形成することが重要であると考える。