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臨床工学技士による医用テレメータ管理の実施報告
富山県厚生連高岡病院 救命救急センター
○堀田直樹、西手芳明、米田一貴、塗谷栄治(MD)
【はじめに】
当院ではこれまで、小電力医用テレメータ(以下テレメータ)の管理をメーカー側に全面的に依頼してきた。その内容は不定期なメーカーの訪問によるものであった。今回、臨床工学技士(以下ME)がテレメータ管理をする目的で、メーカーが作成したチャネル管理表をもとに、院内テレメータのチャネル数の把握とテレメータ管理を施行した。テレメータ使用時の問題点、および改善点を報告する。
【問題点】
・メーカーの管理表を見ると、同じチャネルが同じフロア内にある。
・ゾーン管理がなされていない。
・電波が混信して医療事故につながる危険性がある。
・現在使用されているテレメータのチャネル変更・工事に多額の費用がかかる。
【改善点】
院内テレメータチャネルとゾーン割当のため、病棟間でのチャネル移動を行い、院内職員には、テレメータの管理・使用法などを説明して電波の混信をなくした。また、テレメータ更新にかかる費用も削減することができた。
【結語】
・MEが、院内におけるテレメータ管理責任者としての役割を果たすことにより病院内のテレメータ管理が円滑に行われた。
・院内職員にもテレメータに対する認識がより一層深められた。
・ME、メーカー間の機器管理に関する情報交換を随時行い、信頼関係を築き上げることも大切である。